「オフレコ」の妙
- 作者: 古川隆久
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2011/04/01
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レーガン - いかにして「アメリカの偶像」となったか (中公新書)
- 作者: 村田晃嗣
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2011/11/24
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ある意味、20世紀、特に戦後の両国民にとって「カリスマ」ともいえる2人であるが、その「戦前」に何をし、何を考えたかを見るとなかなか興味深い。昭和天皇は念願のヨーロッパ旅行を遂げ、レーガンはラジオのDJから俳優になった。ともに極度なまでに「反共」にこだわり、「一言多い」人であったことも共通しているように見える。
死後20年近くが経過して、「実はこんなことを言っていた」という事を出しても構わなくなってきたからこそ出てきた側近に語った「オフレコ発言」の数々が面白い。