学校で「課長」にあたるのは誰だろう?
- 作者: 佐々木常夫
- 出版社/メーカー: WAVE出版
- 発売日: 2010/02/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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学校にとっての「課長」とは誰か。立場としては学年主任あたりだだろう。しかし、権限もなく、著者の嫌う「プレイングマネージャー」に徹しなければならない学校の「課長」はかなりハードな仕事である。「残業上等!」な文化も相変わらず(そもそも「残業」という概念がない)。企業がうらやましいような、厳しいような、複雑な読後感だった。
「部下」を「クラス」に置き換えたり、「学年」に置き換えると、
学校の先生も楽しく読めると思う。考えてみると、大学出たての若者が、いきなり「マネージャー」(担任や、顧問)をしなければならない学校という組織は結構酷な所なのかもしれない。