お札とお札になった人の歴史
お札になった人々―お札の流通と経済のしくみが一目でわかる! (武光誠の図説シリーズ)
- 作者: 武光誠
- 出版社/メーカー: 青春出版社
- 発売日: 2004/11
- メディア: 単行本
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1章が「新札」(現在の紙幣)に出ている偉人の伝記。
野口英世の生涯が、結構辛辣で面白い。
2章が明治以降のお金の歴史。「両」から「円」に代わった経緯から、金本位制、軍票に新円、バブルまで。
3章が再びお札の肖像になった人の伝記。
明治以後になると登場する「経済史」の記述がちんぷんかんぷんという人は、この本の2章をじっくり読みたい。図説が多いものの、やっぱり難解だが、「金解禁」をめぐるやりとりは、今の金融危機をなぞる上で知っておきたい知識だと思う・。