36歳が読んでみた

 この本の紹介をしようと思い、「35歳の教科書」で検索してみたところ、なんと6冊もあったのにちょっとびっくり。ついこの間36歳になった私を含めて「団塊ジュニアの頂上世代」はやっぱりターゲットにしやすいのだろうか。
 藤原先生といえば「よのなか科」や「夜スペ」などでおなじみの、「史上最強の(元)民間人校長。私は、彼がまだリクルート時代に書いた「自分プレゼン術」(ちくま新書)(↓)以来のファンである。Amazonではないが、セットで読むことをお勧めする。というのも内容は「続・自分プレゼン術」といった趣だからである。「スーパーサラリーマン」生活を、病気をきっかけに区切りをつけてリクルートの「フェロー」という仕事を自ら作って就任したのが41歳、リクルートを飛び出して民間人校長になったのが48歳。今、36歳の私、5年後の41歳で何をしてるのかな・・・と想像しつつ「藤原節」に浸るのもまた楽しい。
 コンビニに置いてあるビジネス啓蒙本にありがちな、「頑張って人生を勝ち抜こうぜ!」みたいな暑苦しさ、脂っこさがなく、すいすい読めるのがよい。
 こちらもお勧め。著者45歳にして初の商業出版本。1冊目は自費出版だったとか(その辺のエピソードも書いてある)。
自分「プレゼン」術 (ちくま新書)

自分「プレゼン」術 (ちくま新書)